子供のバレエタイツ選び
子供のバレエタイツ選びのポイント
バレエのタイツはファッションのタイツとは違って、踊る時に邪魔にならないことが大事です。
バレエでは足を高く上げたりつま先の曲げ伸ばしや足の指をよく使います。普通のタイツでは機能が足りませんので、必ず専用のタイツを購入しましょう。
伸縮性があるタイツ
まず大事なのは、伸縮性がありたるみなどが出来ずにフィットするタイツです。
伸縮性がないと足を動かすときにやりにくいです。足が動きやすいストレッチ製の高いものを選びましょう。
たるみやしわが寄り、タイツが脚にフィットしないとみっともないですので、足に張り付くようなタイツがおすすめです。足がキレイに見えないのはバレエにとっては致命的です。
脚にフィットしやすいのはかかと付きのタイツです。また、股関節の動きを邪魔しない様に、股にマチの付いたタイツがおすすめです。
耐久性の高いタイツ
タイツは一番の消耗品でもあるので、伝線しにくい丈夫なものの方がコスト的にも安いです。少しくらい高くても品質の良いものを選びましょう。
耐久性の高いタイツは、酷使するつま先とかかとが補強されているもので、生地も高級です。
高級バレエタイツでもネット通販なら安く手に入れやすいです。色々なメーカーから出ていますので、自分に合うタイツを探してみてください。
履き心地の良いタイツ
タイツの履き心地も重要です。毛玉だらけのタイツ、ちくちくする、痒みが出るタイツは練習に集中しにくくなるので良くありません。
生地がなめらかで肌触りが良く、ストレス無く練習に専念できるタイツを選びましょう。
バレエタイツの種類
バレエのタイツはつま先まで隠れるタイプと、つま先に穴が開いているものがあります。
子供はバレエシューズでの練習ばかりですので、普通の穴の開いていないバレエタイツで大丈夫です。(トゥシューズを履くようになったら必要になるかもしれません)
フータータイプ
普通のタイツのようにつま先まで隠れるタイツです。
コンバーチブルタイプ
足の裏の部分に穴が開いているタイツです。
穴が開いている理由はトウシューズで練習するとつま先がマメ、血豆だらけになることがあり、タイツを脱がなくても穴から指先をケア出来る様にするためです。トゥシューズの練習をするようになると、タイツの下にテーピングやバンドエイドをする事も多くなります。
穴の開いているタイプの方が値段は高めです。
かかと付きのタイツについて
かかとにマチが付いているタイツは、足の裏にフィット感が出るので踊りやすいと好評です。
また、子供にとっては前後が分かり安く履きやすいというメリットもあります。
かかと付きの方が、かかとなしより値段が高いです。かかと付きのタイツは良い素材で出来ているものが多く、伝線しにくいなどのメリットもあります。
バレエタイツの色
幼児から小学生低学年までは白いバレエタイツを好む子供が多いですので、白は人気の色です。
ですが、一般的に「バレエタイツ」といえば「ピンクタイツ」のことを指します。
色はサーモンピンクやうすピンクです。
淡い色が好まれるのは、足の動きや筋肉の動きがよく分かり薄ピンクのバレエシューズと合わせて足先まで長くキレイに見せることが出来るからです。
バレエはとにかく足がキレイに見えることが大切です。
バレエ教室によってはタイツ色の指定もあります。